公募・コンペの賞金相場はいくら?ジャンル別の目安と割に合う案件の見極め方
最終更新:2026-07-02
コンペに出す前に気になるのが「この賞金額って、高いの?安いの?」という相場感。実は、公募の賞金はジャンルと主催者の規模でだいたいの水準が決まっています。相場を知っておくと、力を入れる案件の選び方が変わり、消耗する応募が減ります。ここでは長年の公募情報を見てきた肌感も込みで、ジャンル別の目安を整理します(あくまで傾向です。個々の案件は必ず要項を確認してください)。
ジャンル別・賞金の目安
同じジャンルでも、主催が大企業・自治体か、地域の団体かで水準は変わります。「賞金が相場より高すぎる案件」は応募が殺到し、「相場どおりで知名度が低い案件」は意外と競争がゆるい、という力学も覚えておくと戦略が立てやすいです。
- ロゴ・シンボルマーク:5万〜30万円が中心帯。市制周年など大型の自治体案件では50万円を超えることも
- キャラクターデザイン:10万〜50万円程度。長く使われる前提のため、ロゴよりやや高めの傾向
- ネーミング・キャッチコピー:1万〜10万円程度。賞金は控えめでも、応募のハードルが低く数が出せる
- イラスト・ポスター:3万〜20万円程度。入選枠が複数あるコンテストも多い
- 写真:数千円〜10万円程度。入選者数が多く、初心者が実績を作りやすい
- 動画:10万〜100万円と幅が大きい。自治体のPR動画コンペは高額になりやすい
賞金だけで判断しないほうがいい理由
駆け出しのうちは「賞金5万円でも実績になる案件」を取りに行き、実績が揃ってきたら金額で選ぶ。このように、ステージによって基準を変えるのがおすすめです。
- 採用実績になる:公的機関や有名企業の採用は、金額以上にポートフォリオで効く
- 露出になる:受賞者名の公表・表彰式・メディア掲載など、名前が知られるきっかけ
- 長く使われる:ロゴやキャラクターは何年も使われ続け、実績として語れる期間が長い
割に合わない案件の見分け方
- 無償なのに著作権をすべて譲渡させる(実績づくりとしても慎重に)
- 応募時点で完成品を大量に求める(ラフ案で選考する案件のほうが健全)
- 採用作の利用範囲が「無制限・無期限・あらゆる媒体」なのに賞金が数万円
- 要項に権利の記載がそもそもない(問い合わせて曖昧なら見送りが無難)
賞金より大きい選択肢:入札・業務委託
「作ってから選ばれる」コンペに対し、官公庁や自治体の入札・業務委託は「選ばれてから作る」働き方で、契約金額は数十万円規模がふつうです。コンペで実績を積んだ次のステップとして視野に入れると、収入の桁が変わることがあります。CreBIS(くれビズ)ではコンペと入札の両方を横断して探せます。
賞金にかかる税金のミニ知識
個人が受け取るコンペの賞金は、多くの場合「一時所得」として扱われ、年間の合計が50万円を超えた部分に課税されます。また、主催者側で源泉徴収された金額が振り込まれることもあります。確定申告が必要かどうかは金額や状況によるので、詳しくは税務署や税理士に確認してください。
賞金の高い順に探すには
CreBIS(くれビズ)の検索は、賞金の高い順に並び替えができます。相場感を養うにも、狙い目を見つけるにも、一覧でざっと眺めるのが一番早いです。無料登録すると、条件に合う新着案件をメールで受け取れます。
まとめ
賞金相場は「ジャンル×主催者の規模」でおおよそ決まります。相場を知ったうえで、いまの自分に必要なのが実績なのか報酬なのかを決めれば、出すべき案件は自然と絞れます。まずは募集中の案件を賞金順に眺めて、感覚をつかんでみてください。